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レセコンについて

継承開業医(予定)の砂川です。

どこから手をつけていいかわからない状態。わかるところから考えよう。

今回はレセコン。

そもそもレセコンって?

レセプトコンピューターの略で、そもそもレセプトとは’’診療報酬明細書’’のこと。

’’診療報酬明細書’’とは、医療機関が医療費を公的医療保険の運営者に請求するために、患者に行った医療行為や処方などが記載されています。

レセコンとはその明細書を自動生成するコンピューターのことで事務作業の効率化が一番の目的だと思いますが、正直イチ臨床医としてしか仕事をしてこなかった身としては、どんな画面でどんなふうに運用されているのかイマイチ想像できません。。。

レセコンの種類

大きく3つに分類できるかと思います。

  • メーカー製のレセコン(パナソニック、富士通など)
  • 日本医師会製(ORCA)
  • 電子カルテ一体型のレセコン

もちろんメーカー製のレセコンの中には一体型のカルテを出しているメーカーもあるし、日整会ORCAもシェアダントツではなくイチメーカーと言ってしまえばそうかもしれませんが、自分の中での分類は上記にしときます。

  • メーカー製のレセコン(パナソニック、富士通など)

多分メーカー製のレセコン単体で使用している診療所はレセコン+紙カルテの運用方式だと思う。そのシェアがどれくらいなのかは不明。

  • 日本医師会製(ORCA)

天下の日本医師会製ということで信頼性は抜群?ただメーカーと違ってUIがいい感じじゃないとか使い勝手がとかはありそう。

ORCAを運用するにはそれを供給するベンダーを選定しなければならず、ベンダーによってORCAの内容が違うことはないと思うがじゃあ何が違うのか(コスト?サポート体制?)は調べないとな。

紙カルテ+ORCAで運用しているところもあるし、連動型(分離型)の電カル+ORCAで運用している医療機関もある。

  • 電子カルテ一体型のレセコン

メーカー製の一体型が一番シームレスで慣れれば使い勝手はいいと思うが、電カルとレセコンを一気に入れ替えてスタッフが混乱しないかが一番の懸念材料。でもそこさえクリアしたら中長期的に見たら一体型がいいんじゃないかなあ。

よく連動型(分離型)電カルメーカーの担当さんがいうのが、一体型電カルだと不具合起こった時に会計まで全てストップして大変ですよ、と言うんだが、ストップするのは一年に一度ぐらい?しかも今後は減っていくと思うし、大災害の時はそんな場合じゃないかもしれない。まあリスク許容度どこまで広げておくかなのかな。うーんたられば許容度は自分だけの問題じゃなくクリニック全体としての問題か。

現状は

うちの実家診療所の現状は紙カルテ+ORCA。

ORCAの中でもオンプレ型とweb型があるらしく、コスト面も含めて今後の検討材料です。

一体型電カルを導入してORCAから乗り換えも含めて選択肢考えないとな。

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